日刊労働通信社 | アントニオ猪木氏が渋谷で 出馬発表後初の街頭演説

アントニオ猪木氏が渋谷で 出馬発表後初の街頭演説

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日本維新の会の橋下徹共同代表5日、同党から参院選比例代表にアントニオ猪木氏(70=本名・猪木寛至)が出馬することを発表。それに先立ち、6日東京・渋谷で猪木氏、石原慎太郎共同代表と共に3人で街頭演説に立った。猪木氏が「元気ですかーっ」の雄たけびをあげるとそれまで石原慎太郎、橋下徹の両共同代表の演説に神妙に耳を傾けていた観衆から大きな歓声があがった。

 

猪木氏は1989年「スポーツ平和党」を結成して参院選比例代表で当選、史上初のレスラー出身国会議員となった。キャッチコピーは「国会に卍固め、消費税に延髄斬り」だった。90年には個人で費用を負担してトルコ航空機をチャーター、湾岸戦争直前のイラクに出向き「平和の祭典」を開催。イベント後に日本人の人質が解放されたという実績もあるが、95年の参院選で落選し、98年に政界引退を表明していた。

 

今回の猪木氏の擁立が日本維新の会に新風を巻き起こせるか、7月の参議院選挙に注目が集まる。

 

公示は平成25年7月 4日(木)
投票は平成25年7月21日(日)

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