日刊労働通信社 | 第184臨時国会開会式

第184臨時国会開会式

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第184臨時国会が2日召集され、参議院本会議場で、天皇陛下をお迎えして開会式が行われました。
開会式では、衆参両院を代表して伊吹衆議院議長が
「衆参両院の議員は、新たな民意のもとに構成された国会で、当面する内外の諸情勢に的確かつ迅速に対応するため、充実した審議を行い、国政の円滑な進展に万全を期さなければならない」
と述べました。

 

 

このあと、天皇陛下が
「参議院選挙による新たな議員を迎え、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところです。国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するにあたり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることをせつに希望します」
と、おことばを述べられました。
新しい参議院議長には、自民党から山崎副議長が、副議長に、民主党の輿石参議院議員会長が選出される見通しで、参議院の17ある常任委員会の委員長ポストについては、与野党の協議の結果、これまで民主党の議員が務めてきた予算委員長をはじめ、9つの委員長を自民党、2つを公明党、5つを民主党、1つをみんなの党に充てることで合意しています。

 

 

臨時国会の会期は今月7日までの6日間の予定で、政府・与党は法案などの実質的な審議は行わない方針です。

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